ブッドレア
■ My Story ■
2003年秋、ゆりかごさんが処分するというブッドレアをいただきました。背丈50cmくらいに切り詰められたもの、晩秋に近いこともあって葉っぱは全くなし。これ、本当に大丈夫なの?と多少の心配もありましたが、植付けを完了して数日後、ちょっとだけ葉っぱがつきました。生きてる!
翌年の花つきはバツグン!切り詰めても大丈夫と言うことが実証済みなので、ワタシは丈を大きくしたくないので、小振りにカットして楽しんでいます。
難点といえば花の命がみじかく、すぐに茶色になってしまうこと。葉ながら摘みはこまめにしないと見苦しいです。
そんな2004年、裏庭にあたる北の庭に、なにやらいたことのある葉っぱが伸びてきました。
これって、もしかしたらブッドレア?雑草かもしれないという不安もありましたが、そのまま放置したら、まさしくブッドレアでした。
このブッドレアはゆりかごさんから頂いたものよりも少し薄めの紫色です。(土の栄養のせいかもしれないけど)
勝手に生えてきただけあって、丈夫、丈夫!!なんだかとっても得した気分です。このブッドレアはきっと近所(斜めうしろのお庭)のブッドレアの子孫だと思います。
だってそこの庭のブッドレア、1階の屋根を越えてしまうほどの大きさ。紫、ピンク、白とそれぞれ大きな木です。
そしてなんと、その白のブッドレアまでもが裏庭で勝手に映えてきてくれました~~~♪
う、う、嬉しい~~♪
その後の2005年、こんどは東の庭にもでてきました(笑)これは薄紫色です。
なんて旺盛な木なんでしょう。もうこれ以上は生えてこなくていいよ~~~。
■ My note ■
学名: Buddleja davidii 和名: フサフジウツギ
英名: butterfly bush
流通名: ブッドレア、バタフライブッシュ
科名: フジウツギ科 属名: フジウツギ属
性状: 常緑低木
原産地: 中国~日本
開花期: 7~10月
■育ててみたい!!■
芽を吹く力が非常強く放置しておくと、ボーボーに茂ってしまいます。枝が茂りすぎると見た目が悪いばかりでなく風通しや日当たりも悪くなるので思いきってどんどん剪定しましょう。
2月から3月に全体の枝を短く切り戻すのが基本のようですが、富山は雪が積もる前に雪囲いといって枝を守る為に縄で縛ったりします。だから私は伸びる度にじゃんじゃん切っています。
多少短めに切ってしまっても暖かくなると枝が伸びてくるので大丈夫です。
株元から「ひこばえ」と呼ばれる勢いの強い枝が出ることがありますが、ほおっておくと伸びてきて邪魔になりますので見つけ次第切り落としたほうがよいらしいです。
また、花期はとっても短く、すぐに茶色になってしまいます。花が終わった後はこまめに花がらをカットします。そのままにしておくとタネができて栄養がそちらに行ってしまいます。こまめにこの作業をすることが長く花を楽しむコツです。
また、よく日のあたる場所で育てる事が好ましいようですが、我家では北側に自生してしまいました。
冬場はほとんど日があたらず、夏場こそ午後に日のあたる程度。それでも花つきは見事です。
実生から芽が出て2年後には私の背(1.6m)を超えます。もちろん剪定してこの成長。
■ふやしてみたい■
挿し木が簡単にできるようですが、我家は実生からの自生で3本もでてきてしまったので・・・。